一般的に不動産と言えば高額なイメージを持つと思うが、少額で始められる方法もある、という話。
不動産投資を始めたいと考えているけれども、自己資金が少ない、低リスクでやりたいという人は多い。
このような方に向けて、比較的少額で始められる不動産投資の手法を紹介しようと思う。
ぶっちゃけ、私がやっている方法である。
少額から始められる不動産投資の方法
まずは結論から。
一般的に不動産投資と言うと、
- 都心の新築マンションを購入して賃貸または転売益を得る
- アパートやビルを購入して賃貸または転売益を得る
- 土地を購入して駐車場として貸し出す
など、他にもいろいろな方法があるが、
私が言う少額から始められる不動産投資の方法はこれ。
築古の戸建物件を自分でリフォームして修繕し、賃貸に出す。
戸建を買うと聞くと、一般的には数千万円はかかるイメージを持つかもしれないが、
探せば、100万円以下、なんならタダでもらえる物件がある。
そんな格安の戸建物件を、住める状態にリフォームして再生すれば、立派に貸し出せる物件になる。
少額不動産（格安不動産）の探し方
本当にそんな安くて貸せる不動産があるのか？と思うかもしれないが、確実にある。
私自身、いくつも買ってきている。
例えば私が拠点としている広島県で大手不動産ポータルサイトで検索してみると、100万円程度の家がある。
（これを買えばよいと言っているわけではない）
こういう安い物件の中で、状態の良いもの、立地の良いもの、きれいにすれば貸せて、収益が成り立つものを選んで購入し、賃貸物件として運用するのだ。
少額不動産（格安不動産）の作り方
自分の地域にはそんな格安の物件は無い！
という場合は、作ればよい。
というか、最初からお買い得な物件など、私の地域にもほとんど存在しない。
基本は、格安物件を作るのだ。
不動産の価格には定価という概念はない。
売主と買主が合意さえすれば、価格はいくらでも良いのだ。
つまり、売り出し価格が500万円の不動産であっても、買主であるあなたが100万円で買いたいと意思表示を行い、売主が了承すれば、その不動産を100万円で購入できる。
このように買主側から価格の提示を行うことを「指値をする」と言う。
指値と言えば、不動産投資家の加藤ひろゆきさんの言葉「鬼のような指値」が有名だ。
気になる方は読んでみるとよい。非常に参考になる。
私が不動産を購入するときも、ほとんどの物件は売り出し価格そのままでは購入していない。
リフォーム費用や想定家賃から逆算して、収益性が成り立つ価格で購入希望額を伝える。
売主が承諾すれば買えるし、承諾しなければ買えない。
買えなくても、その物件には縁がなかっただけのこと。次の物件を探せばよい。
それだけのことだ。
こうやって作り上げた格安不動産を、賃貸用に価値を高めて貸すのだ。
